MARC LE MENE マルク・ル・ムネ プロフィール

私は、1957年にフランスのロリアンで三男として生まれ、16歳の時、モルレーで育ち、写真と出会いました。17歳の時に西フランスで新聞記者になり、1年間、空軍で空撮フォトグラファーとして、18歳まで入隊しました。

その後、ブルターニュでは何か良いクリエイティブなことができなかったので、22歳の時にパリへ行くことに決めました。 そこでは、大きなスタジオで広告のファッション写真、スティル写真などの仕事を見つけ、1年間そこにいましたが、結局のところ、これらの経験は、全て私のためのものでなかったことを知りました。

1980年、私自身の個人的仕事と共に、私の生活費を稼ごうと決めました。それは、困難の始まりでもあり未だに続きます。 1983年から1990年までにペインティングを始めました。私は、現実性には興味がなかったのです。


写真に自分で彩色する「ハンド・カラー・ピクチャー」を確立する。

1985年、写真国立センターが主催の「30歳以下の気鋭写真家展」で受賞し、デビュー。

1989年から1年間、ヴィラ・メディチ(アカデミー・ド・フランス)の研究員になる。

1995年、SCAM(Civil society of mutlimedia authors )写真賞を受賞。

現在は、ヌード、静物、風景、ポートレートの分野で活躍中。




マルク・ル・ムネの表現


大学で文学を学ぶ傍ら、独学で絵や写真を学ぶ。
モルレーにて文学の勉強をしたのち、1972年に写真と出会い、1979年にパリに居を構える。

10年ほどの間に、マルク・ル・ムネは白黒写真に色鉛筆で色彩を加えた独自のスタイルを展開した。その精神形成に文学や芸術が多大な影響を与えたル・ムネは、意識的に虚構の世界へと向かう。最初の主題は静物(茶碗、壺、果物、花)であったが、すぐに自分自身をモデルにするようになる。自らのシルエットを切りぬき、塗り潰して、過去の芸術の思い出(20年代の表現主義映画や古典絵画など)と幻想が混じり合う自らの夢を演出している。 1985年から90年にかけてヌードのシリーズを撮り、並行して夜のパリを歩き回って、街頭の彫像をその内面に入り込むように撮った。1989年から90年にかけてはローマのヴィラ・メディチ(アカデミー・ド・フランス)に研究員として滞在し、ボルゲーゼの庭、トラステヴィレ、フォロ・ロマーノの彫像や草木に、自らの夢想を託した。