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GAIA

雄大な自然の生命力が僕の目を惹き付けて離さない。それは僕の中に、自然に対する畏れと憧れがあるからだ。
自然はいつも人間的なものをあらゆる意味で超えた、目に見えない力を感じさせる。
だからこそ、敬われ、そして愛されるものとなる。
そんな見知ったはずの自然が、不意打ちのようにして別の表情を見せる事がある。
僕がイメージしていたものではなくなり、新たな色合いと計り知れない深みを持った自然が立ち現れる。
それが強烈なインスピレーションとなり、僕の一枚になる。小野強志




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私たちを見守る、女神の風景。

私たち日本人は、古来から自然を神と崇めてきました。人々は、狭い国土と少ない資源を分かち合い、限られた資源を大切に助け合ってきたのです。自然の恵みに心から感謝し、万物を八百万の神と呼び自然を崇拝してきました。神道は、世界の神も仏も受け入れ共存してきました。現代の日本は、世界の文明を取り入れ急速に発展してきましたが、それは様々な弊害をもたらしています。狭い国土では、大陸のように早く遠くへ行く必要もなく、目の前にある資源を大切にしてさえいれば生きていけたのです。それが、グローバル化の中では通用しないのは承知の上ですが、日本の伝統的な精神性は大切にしたいものです。タイトルをあえてGAIAとしたのは、西洋も東洋も受け入れる八百万の神の精神からです。今回の作品から、そんなことを感じ取っていただければ幸いです。
ギャラリーヴィグロワ 篠原英智




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小野強志の風景写真には、日本人の心に宿る八百万の神を感じます。和室や床の間が少なくなってきた現代の住空間にも違和感のないように掛軸や屏風をイメージして、縦長と横長のトリミングをしてあります。フレームに入れた額装だけではなく、アクリ板に裏打ちして壁から少し浮かせた飾り方もご提案しました。


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当ギャラリーでは、オープニングパーティのような型式を取っていません。短時間に大勢が集まって、作家との交流もできずに飲食だけを目的になってしまうからです。土日のオープン中にまんべんなく散らばって来ていただいた方が、作家とお話ができるのではないかという配慮からです。