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僕はこの10数年、20数回ほどパリを訪れ、蚤の市の写真を中心に日常のパリを撮り続けています。実は未だに、東京に戻ってくると、あのパリでの日々は一体何だったのだろうと感じます。写真に残しておかなければ、あれは夢だったのではないかと思います。パリには20区しかありません。僕の心の中にある、もうひとつの街パリ21区は、パリを想う恋心と、それを快く受けとめ反応してくれる相思相愛の関係によってつくりあげられた、「夢とうつつ(現実)のたまゆら(一瞬)に存在する愛しの街」なのです。Monsieur Tokuoka 2011.6.21








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ムッシュ徳岡と出会ったのは、10年くらい前のことです。当社スタッフから紹介されて、広告クリエティブのアートディレクターをしていた僕に膨大な量の作品を見せてくれました。パリ市民の屈託ない笑顔、フランス映画に出てくるような現実離れした風景写真。それらを見ていると、なんだか夢だか現実だかわからなくなってしまいました。現実の世界がリアルなカラー写真だとしたら、モノクロ写真は非現実的な夢の世界のようにも思えます。その夢と現実(うつつ)の狭間を今回はカラーともモノクロとも言えない世界で表現しました。人の表情は合わせ鏡のようなものといいます。カメラに向かってポーズを取る人、笑顔の素敵なパリ市民を見ていると、カメラのこちら側にいるムッシュ徳岡がどんなに魅力的な人かわかることでしょう。 ギャラリーヴィグロワ 篠原英智





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